こんにちは!プロトレーダーのKAZUです。今回はIG証券のノックアウトオプションの紹介です!
ノックアウトOPは、外国為替や世界の株価指数も取引することができます。
最大の特徴は設定する損失リスク許容レベルに応じてオプション料の増減をコントロールできるという点です。
「ノックアウト価格」と名付けられた損切ラインを原資産価格に近い水準に設定するほどオプション料は低くなり、逆に原資産価格から遠い水準に設定するほどオプション料は高くなります。
『事前にポジションがノックアウトされる位置を決めてから、取引するからトレードは上手くなれると思った(^^)』
ノックアウトオプションはオプション料が最大損失額となるため事前に損失リスクを分かった上で取引を開始することができます。
ただし、外貨建て銘柄の場合は日本円に換算するための為替レートの変動によってオプション料以上の損失が発生する場合がありますのでご注意ください。
ノックアウト・オプション取引の利点
①高いコントロール性
ノックアウト価格を選択することで、お客様自身でオプション料を決定することができます。
②分かりやすい値動き
オプション価格は原資産価格と一致して動きます。
③リスク限定
最大損失額は、ほぼオプション料となります。
ノックアウト・オプションの仕組み
- ノックアウトの値動きは原資産と連動します。 例えば米国500(S&P500)ノックアウトの値動きはS&P500(この場合の原資産)と同じになります。
- ブル(上昇)またはベア(下落)の買いポジションの保有のみ可能です。売りポジションを保有することはできません。マーケットが下落すると予測した場合は「ベア(下落)」の買いポジションの保有を行います。
- この取引ではノックアウト価格と呼ばれる、許容可能な損切レベルを設定します。
- ブル(上昇)オプションの買いの場合、ノックアウト価格は原資産価格より低いレベルに設定し、ベア(下落)オプションの買いの場合は、ノックアウト価格を原資産より高いレベルに設定します。
- ノックアウト価格はプルダウンメニューに表示されている価格から選択します。
- オプション料(CFD取引の維持証拠金に相当)はノックアウト価格を原資産価格に近い距離に設定すると高くなり、遠い距離に設定すると低くなります。
- 原資産の価格がノックアウト価格に達するとポジションは自動決済されオプション料の全額が損失となります。(外貨建て銘柄の場合の為替差益を除く)
- つまり、ノックアウト価格を原資産価格に近く設定するほど取引に必要なオプション料は小さくてすみますが、ノックアウト(自動決済)される可能性も高くなり、その反対にノックアウト価格を原資産価格から遠く設定すると取引に必要なオプション料は大きくなる一方、ノックアウトされる可能性は小さくなります。
このため、原資産の価格の値動きを予測して、適切な距離にノックアウト価格を設定することが重要です。 - ノックアウト価格に達してしまった場合、保有ポジションはスリッページなしで決済されます。
- ノックアウトの可能性が高いと判断した場合は、途中決済をおこなって損失を限定することもできます。
- 過去にYouTube投稿した参考動画⇩
- https://www.youtube.com/embed/ej_2V5RhoXI
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